サックス奏者、田村真寛のブログ

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あっという間。

なんだかあっという間に日が過ぎてしまいました。

先週の月曜日は、実は案内していなかったのですが(というか全然詳細を知らなかった)、久しぶりに和太鼓の上田秀一郎さんと静岡の川根という町で演奏。
あるイベントの中、ライヴを繰り広げる枠があり、前半はジャズボーカルのマリテスさんを中心とした華やかなステージ、そして後半が僕たちの即興を主体にしたしぶーいステージ…。
という具合で何とも異色な組み合わせのライヴでした。

ひさびさだったなー。上田さんとのセッション。
すごく頭を使って、頭を空っぽにして、新鮮なステージでした。

そう言えばこの本番前日、上田さんと二人で静岡に前入りし(だって翌日の仕込みが朝7時だったから!!)、二人でもちろん飲みに行ったわけですが、ホテルのフロントで勧められた店に行きました。
外観はけっこう落ち着いたお洒落な和風な作りで、期待して中に入ると…
意外にがやがやとうるさい。
しかもよく周りを見渡すと、20~30代くらいの本当に若い女性ばかり!
それなりに広いフロアの中、僕らをのぞいて2人くらいしか他に男性はいなかったでしょうか。

その中でも男二人だけで来てるお客は他にゼロ。
なんだか異様な視線を浴びせられます。

そしてその後気づいたのは…
なんとここの店員、おそらく全員が20代から30代半ばくらいの若いイケメン!
ジャニーズ系からマッチョ系、渋い感じの人まで様々。

なるほど、そういう訳でこういう客層なのねと納得…。
なぜホテルのフロントの方は僕らにこの店を勧めたのだろうか。
まあ確かに食事はそこそこうまかったけど。
そういう趣味に見えたのかな(笑)

その他、先週はクローバーの合わせをしたり、リサイタルの下準備をしたりして、
土曜日は、これまた案内してませんでしたが、玉川学園文化センターで、
作曲家の古曽志洋子先生のプロデュースで「街の小さなコンサート」に出演。

リサイタルに先駆け、
・モーツァルト/フィガロの結婚 序曲
・ベートーヴェン/魔笛の主題による七つの変奏曲

そしてちょっとはオリジナルを、と
・ブートリー/ディヴェルティメント

この日のピアノは、おなじみ高校時代の同級生、榮萌果ちゃん。
ブートリーは彼女とのとても思い出深い作品で、高校三年生のときに卒業演奏会と、ジュニアサックスコンクールで共演しました。
当時、僕がへたくそで一楽章が全然ピアノに乗っかって演奏できず…
毎日放課後、ものすごくゆっくりから何度も何度も合わせに付き合ってもらったのです。

ブートリーは、榮さんと共演するのはその高校生のとき以来。
実に9年振りでしたが、今や一回だけのリハで本番!
成長したものです(笑)

さてさて、リサイタルまで三週間を切ってしまいました。
やはり古典的な作品はハッタリがきかないから難しい。
勉強勉強!
皆様、チケットのお求めはお早めに!
(スケジュールのページからどうぞ!)
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読響終了。そして!

読売日本交響楽団のコンサート、きのうはサントリー、今日は東京芸術劇場と、大盛況ののち終えました。
スクロヴァチェフスキさんの「Music for Winds」、本当に難しかったけど、また本番のマエストロの棒がほんとにぐいぐい全体を引っ張っていき、実にスリリングで楽しかった。
もう90歳近いはずなのに、恐るべきパワー、エネルギーです。

さてさて、タイトルに「そして!」と書きましたが、僕もまだ記事は読んではいないのですが、2月にリリースされたブリッツ・ブラスとの共演による「SAX EXPO!!」が、なんとレコード芸術誌の特選盤に選ばれたそうです!

吹奏楽のCDが特選盤に選ばれることは珍しいことのようで…。
あまり浮かれるのもアレですが、一つの評価を得たということはとても喜ばしいこと。

まだ買ってないという方!
買って絶対損はないので、今すぐこちらへ!

ひさびさクローバーリハ。

今日は3日目となった読響のリハーサル。
少しずつ体に浸透していっています。
スクロヴァチャフスキ「Music for Winds」はモダンな作風ながら、本当に構成がしっかりと作られていて、実に魅力的な音楽です。


夕方からは久々にクローバーでリハーサル。
というか今日はほぼ新ネタ音出しのみだったかな…。

バルトーク(伊藤康英さんアレンジ)のミクロコスモス第6巻。
イギリスの作曲家、グラハム・フィトキンのSTUBと、HURL。
林田祐和先生のパッション。
そして、サックスクヮルテットの避けては通れない王道曲、シュミットの四重奏曲。

実はシュミットはクローバーでは今まで取り組んだことがなく、ぜひチャレンジしようということで…。
やっぱりシュミットは歴史に残る名作と感じました。
本当によく書かれている。
そのうちコンサートで発表したいと思います。

今年はあまり目立った活動がありませんが、水面下でどんどん温めていきますからね!

秘密兵器。

島根~大阪・兵庫の長旅から、無事帰ってきました。

一夜明け、今日は読売日本交響楽団で、ここの首席指揮者でもいらっしゃるスクロヴァチェフスキさんの「Music for Winds」という作品のリハーサル。
その名の通り、弦楽器の無い、いわゆる吹奏楽編成の、オーケストラのコンサートとしては珍しい作品。
僕はバリトン・サックス、そしてソプラノ・サックスの松雪明さん、アルト・サックスの有村純親さんとともに参加しています。

作品は技術的にも音楽的にもものすごく難しいですが、さすが巨匠マエストロの作品とだけあって、すごくムードがあって、流れがスムーズ。
作りがしっかりしています。
吹き応え、聴き応えともに十分あります。

それにしても本当に難しい。
その上、バリトン・サックスはやたら目立つソロが多い。
やりがいあります。

興味のある方はぜひいらしてみてください。
本番は今週の金土。詳細はこちら

ところで、タイトルの「秘密兵器」。
ここにこうして書いている時点でもう秘密ではなくなりますが…。

実は兵庫PACのコンサートで、こんなマウスピースを使って吹いていました。
こちら↓
SN3J0126.jpg SN3J0127.jpg
クラシックのプレイヤーはおそらくあまり使わないであろう、中古ヴィンテージのとても古いマウスピース。
セルマーのソロイスト B☆ Short Shank model。
(ちなみにリガチャーはヴァンドレンのOPTIMUM。リードは普段と同じヴァンドレンのTrad.3半)
去年の秋頃偶然出会い、すっかり気に入って、今では特にオーケストラで「展覧会の絵」や、「アルルの女」など吹くときに手放せない逸品となっています。

少々マニアックな話題になりますが、今の多くの現行のマウスピースと昔のものでは材質が全然違い、このマウスピースはゴムの成分がおそらく多いと思われます。
硫黄も多いらしいです。
環境や健康面の配慮からか、今ではプラスチックの成分の比率が増えているらしいですが、こんな命かけて取り組んでやっている音楽に対して、環境も健康も気にしていられません(笑)

古き良き時代の、温かく、ファットな、文字通りセピア色のような音が出るんです。
もしこれをなくしてまた見つけたら、10万払ってでも買いたい。
それくらい魅力的な音がします。

写真のように、今のセルマーのマウスピースよりだいぶ短く、普通に差し込むとE管になってしまうので(笑)、コルクに紙を巻いて普段よりかなり浅く差し込みます。
その分音程が普段とだいぶ変わるし、B☆とだけあってかなりオープニングが狭くて、コントロールも慣れないと難しいけれど、そこは練習でカバー。

本当に誰にも渡したくない宝物。
楽器本体より大事かも…。

PAC初日&ピアジュリアンLIVE。

きのうは兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の定期初日と、ピアジュリアンLIVEはしご。
ハードでしたがどちらも本当に充実。

PACの本番は本当に素晴らしくて、幸せいっぱいだった。
「展覧会の絵」で、自分が演奏する古城を吹き終えるまでは緊張で余裕ないんだけど、終わってからはずっと指揮のラミノフさんの紡ぎだす音楽に圧倒されっぱなし。
あっという間で、ものずごく長く濃密な30分だった。
最後のキエフなんて、もう本当に涙が溢れ出そうだった。

音楽って本当に素晴らしい。
はっきり言って、生きるためには必要ないけど、でも人生をより豊かにしてくれる。
そんな音楽に仕事として関わらせてもらえている。
本当に幸せな気持ちでいっぱいになった本番でした。

終演後はそんな余韻に浸る間もなく、片付けの遅いこの僕が大急ぎで西宮から三宮ピアジュリアンへ。
本番1時間半前に到着。
この日ゲストに迎えた関西を中心に活躍中の津村美妃ちゃんと、イベールの二つの間奏曲のリハーサル。

そして自分のソロのリハは置いといて、開演1時間前にピアジュリアンのオーナー、近藤社長に「よっしゃ、メシ行くで!」と近所のぞうすい屋へ連れていっていただく。
ここのぞうすいが本当に上品でうまずぎて…。
結局本番10分前までここにいることに。

社長に「本番直前にこんなおなかいっぱい食べたら大変ですよ」というと、

「これぐらい慣れな。大人になるっちゅーのはそゆことや」と。

へい。
これで僕も少しは大人に近づけたでしょうか。

この日のプログラムは、1st&2ndで、

・ブートリー/ディヴェルティメント
・トマジ/バラード
・シューベルト/アルペジョーネ・ソナタ 第一楽章
・クレストン/ソナタ op.19
・モーツァルト/フィガロの結婚 序曲
・ベートーヴェン/『魔笛』の主題による七つの変奏曲
・イベール/二つの間奏曲(a.sax 津村美妃)
・ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー

という、なんともピアニスト泣かせの曲目でございました。
原田愛さん、本当にありがとうございました。

そして実はこの日、津村さんの誕生日だということを思い出し、事前に愛さんと打ち合わせて、イベールできちんと合図を出して演奏を始めると見せかけ、ハッピーバースデーをお客さんと一緒に大合唱。
また愛さんの最初のイントロがなんとなくイベール風で「あれ?」みたいな雰囲気になり、作戦大成功でしたね。

愛さん、津村さん、近藤社長、ふーちゃん、皆様本当にありがとうございました。
SN3J0125.jpg

in 大阪。

先日のサクソフォーン・フェスティバル in 石見にお越しいただいた方々、ありがとうございました!
ほぼ僕のフェスティバルではないかと思うくらい出ずっぱりのハードなコンサートでしたが、中高生たちのフレッシュなパワーと、コンサートを成功させようという運営陣の熱い気持ちと、お客さんの拍手に支えられ、一生懸命演奏しました。

まずは大野真由子ちゃんとのソロステージで30分。
フィガロの結婚の序曲と、クレストンのソナタ、長生淳さんアレンジのラプソディ・イン・ブルー。
特にクレストンがコンサートで演奏するのは実に5年以上振りで、非常にエキサイティングで楽しかった!
いつか本格的なリサイタルで必ず取り上げたい!
フィガロは来月のリサイタルに先駆け初演。
ラプソディ・イン・ブルーは自己流にいろいろアレンジし直して吹きました。

続いて島根県のサックス奏者の方々とカルテットを中心に、途中からピアノとパーカッションを加えたステージ。
伊藤康英さんの琉球幻想曲、ボロディンのダッタン人の踊り、リヴァー・ダンス。

そしてサックスオケをバックにトマジのバラード。
オケ中に加わって、コンマスとしてサウンド・オブ・ミュージックとカルメンの組曲。

ずっと前からサウンド・オブ・ミュージックの「すべての山に登れ」大好きで…。
ほんとにじんわりくる最高のメロディだと思う。
感動的でした。

感謝でいっぱいのコンサート。
そういえば博多一風堂の社長がいつかテレビで言ってたけど、「ラーメンではなく、ありがとうを作っている」という言葉。
ふと思い出しました。
少しは作れたかな。

みんな、またいつか一緒に音楽しましょう!

そしてコンサート翌日、朝から車で広島まで送ってもらい新幹線で兵庫へ。
兵庫芸術文化センター管弦楽団のエキストラです。
曲はムソルグスキー(ラヴェル編)/展覧会の絵。

なんと、通常(僕の経験してきたオケでは)練習2回、多くても3回ってことが多いですが、ここのオケでは今回は4回もあります。
オケの体制のこともあるとは思いますが(確かここの団員は2年だか3年の契約)、素晴らしい指揮者やオケのメンバーの音楽に直に触れられる時間が多いのはとてもありがたいこと。
また今回の指揮者、ロッセン・ミラノフさんが本当に素晴らしい!
体中から音楽パワーが溢れ出ています。
感動7割、悔しさ3割。

明日は最終リハーサル、金曜から3日間本番です。
負けないように全力投球あるのみ。

あっという間に3月!

なんだかここのところ時が経つのがとっても早い。
実際2月は28日までしかなかったし。
もたもたしているとあっという間にトッパンでのリサイタルを迎えてしまう。

先日ひとまずフィガロの結婚の序曲のアレンジが完成。
ま、ここからまた少し手直しはしていくと思うけど。
慣れない作業に思った以上に時間かかっちゃった。
まったくこんな無謀な選曲したのはいったいどこのだれ?!

それと併せて、今週末島根でやるコンサートのために、僕のお気に入りのバラードをサックスアンサンブルバック用にアレンジ。
これはアンコールなのでまだお楽しみということで…。
でもほんとに音を出すのが楽しみです。

先週の金曜日は去年から非常勤として教えに行っている弥栄高校のレッスン。
僕の母校でもあります。
でも僕の通っていた当時は弥栄東高校。
校舎もグランドも共用だった弥栄西高校と去年合併し(そもそもなぜ別々に分けていたのかよくわからない…)、新しく音楽科などの専門科が設置され、とても環境のいい総合高校です。
僕が通っていた当時、まだ「音楽科」ではなく、あくまで「普通科音楽コース」。
サックス専攻でありながら、試験もサックスであるけど、レッスンはありませんでした。
今思えば変なのーって感じだね。

そんで、先週学校の前まで行くと、何やら中学生と思しき子どもたちがいろいろな表情をを浮かべ行き交っている。
そう、合格発表だったんですね。
懐かしい。ちょうど12年前、僕はそこにいました。
今思うとかなりチャレンジャーな受験だった。
だって、滑り止め受けてなかったもんね。
そんなに成績も余裕があったわけではなかったのに。
でも昔からなんだか「保険をかける」という行為があまり好きではないらしい。

土曜には、去年も出演させてもらった、谷中銀座での「東京マラソン前夜祭」。
意外にも商店街に並ぶ店が何件か変わってた。
ああいうところはあまり入れ替わらないもんだって思い込んでた。
本番は、心配された雨にもぎりぎりかわしてもらえて楽しく終了。
SN3J0124.jpg SN3J0123.jpg

3月に入り初日は、今週末島根で共演する大野真由子ちゃんとリハーサル。
さすが!やっぱりまるっきり同じ生年月日とだけあって呼吸ばっちり!
でも僕と正反対な捉え方があったりして、そんな化学反応がとても心地いい。

その日の夜は去年クローバーでも作品を委嘱した、作曲家の松岡大祐君の送別会。
この春から仕事の都合で関西方面に拠点を移すそうで。
この日集まったのは作曲家はもちろん、管楽器、弦楽器、ピアノ、とても懐かしい面々が総勢約40人。
松岡君、本当に大学という場で素晴らしい宝物を手にしたね。
一人の人間のために、それもどっか海外に行くというわけでもなく、関西なんてすぐ行けるのに(笑)、でもこの日のために、この人のために、みんが集まった。(本当はみんなで飲みたいだけ?)
でも素敵なことじゃない。
またの再会を約束して、次は会うときはお互いもっとパワーアップしていますように。

火曜日は千葉の岩井へ、日帰り(のはずが結局一泊することに…)で北里大学の吹奏楽団の指導へ。
いつもこの時期に合宿をしているのですが、いつも久里浜から金谷へフェリーで海を渡って行きます。
このフェリーが楽しみで…。
40分という短い時間なのが悲しい。
もっと乗っていたいのに。

それにしてもこの日の南房総は寒かった!
何年か前にも3月上旬にも関わらず大雪が降って内房線がストップ。
大変な目に遭ったことがありました。

そしてあさってからは島根→大阪・兵庫と少々長旅が始ります。
そのためにずっと欲しかったあこがれのスーツケース。
RimowaのTopas(シャンパンゴールド)を購入。
ちょっと高いですが、丈夫だし、一生モンです(と言い聞かせる)。
あの堅牢でたくましいボディ、渋い輝き、眺めながら酒が飲めます。
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プロフィール

Tam

Author:Tam
サックス奏者 田村真寛Blog

神奈川県生まれ。O型。
チョコと牡蠣とカレーをこよなく愛す。
東京藝術大学を首席で卒業。
のはずが、単位が足りず首席を惜しくも取り逃し、4年半かけ卒業。
実は大学院にも合格していたが、それもなかったことに。
同大学在学中に安宅賞を受賞。
第3回ジュニア・サクソフォーン・コンクール第1位。
第19回日本管打楽器コンクール、サクソフォーン部門第1位(史上最年少)、及び特別賞を受賞。
CLOVER Saxophone Quartet、東京LURE、東京R合奏団、TRIO1214、科学特捜隊ブラスバンド・クラブ等、ジャンルを飛び越え様々なシーンで活躍中。




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