サックス奏者、田村真寛のブログ

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秘密兵器。

島根~大阪・兵庫の長旅から、無事帰ってきました。

一夜明け、今日は読売日本交響楽団で、ここの首席指揮者でもいらっしゃるスクロヴァチェフスキさんの「Music for Winds」という作品のリハーサル。
その名の通り、弦楽器の無い、いわゆる吹奏楽編成の、オーケストラのコンサートとしては珍しい作品。
僕はバリトン・サックス、そしてソプラノ・サックスの松雪明さん、アルト・サックスの有村純親さんとともに参加しています。

作品は技術的にも音楽的にもものすごく難しいですが、さすが巨匠マエストロの作品とだけあって、すごくムードがあって、流れがスムーズ。
作りがしっかりしています。
吹き応え、聴き応えともに十分あります。

それにしても本当に難しい。
その上、バリトン・サックスはやたら目立つソロが多い。
やりがいあります。

興味のある方はぜひいらしてみてください。
本番は今週の金土。詳細はこちら

ところで、タイトルの「秘密兵器」。
ここにこうして書いている時点でもう秘密ではなくなりますが…。

実は兵庫PACのコンサートで、こんなマウスピースを使って吹いていました。
こちら↓
SN3J0126.jpg SN3J0127.jpg
クラシックのプレイヤーはおそらくあまり使わないであろう、中古ヴィンテージのとても古いマウスピース。
セルマーのソロイスト B☆ Short Shank model。
(ちなみにリガチャーはヴァンドレンのOPTIMUM。リードは普段と同じヴァンドレンのTrad.3半)
去年の秋頃偶然出会い、すっかり気に入って、今では特にオーケストラで「展覧会の絵」や、「アルルの女」など吹くときに手放せない逸品となっています。

少々マニアックな話題になりますが、今の多くの現行のマウスピースと昔のものでは材質が全然違い、このマウスピースはゴムの成分がおそらく多いと思われます。
硫黄も多いらしいです。
環境や健康面の配慮からか、今ではプラスチックの成分の比率が増えているらしいですが、こんな命かけて取り組んでやっている音楽に対して、環境も健康も気にしていられません(笑)

古き良き時代の、温かく、ファットな、文字通りセピア色のような音が出るんです。
もしこれをなくしてまた見つけたら、10万払ってでも買いたい。
それくらい魅力的な音がします。

写真のように、今のセルマーのマウスピースよりだいぶ短く、普通に差し込むとE管になってしまうので(笑)、コルクに紙を巻いて普段よりかなり浅く差し込みます。
その分音程が普段とだいぶ変わるし、B☆とだけあってかなりオープニングが狭くて、コントロールも慣れないと難しいけれど、そこは練習でカバー。

本当に誰にも渡したくない宝物。
楽器本体より大事かも…。
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コメント
No title
Blog発見しちゃいました。pac3月定期でティンパニを演奏してたヤスダです。
短い間でしたが色々お話出来てとてもうれしかったです。演奏も流石でした。マウスピースにそんなこだわりがあったのですね。。。
またどこかでご共演(共宴?)できるのを楽しみにしています。
2010/03/18(木) 01:00 | URL | yasuda #4DpkJ6QI[ コメントの編集]
Re: No title
おっ!ぎらじゃないか!(笑)
こちらこそいろいろ話せてたのしかったよ!
またどこかでぜひご一緒しましょう!
2010/03/18(木) 02:02 | URL | Tam #-[ コメントの編集]
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プロフィール

Tam

Author:Tam
サックス奏者 田村真寛Blog

神奈川県生まれ。O型。
チョコと牡蠣とカレーをこよなく愛す。
東京藝術大学を首席で卒業。
のはずが、単位が足りず首席を惜しくも取り逃し、4年半かけ卒業。
実は大学院にも合格していたが、それもなかったことに。
同大学在学中に安宅賞を受賞。
第3回ジュニア・サクソフォーン・コンクール第1位。
第19回日本管打楽器コンクール、サクソフォーン部門第1位(史上最年少)、及び特別賞を受賞。
CLOVER Saxophone Quartet、東京LURE、東京R合奏団、TRIO1214、科学特捜隊ブラスバンド・クラブ等、ジャンルを飛び越え様々なシーンで活躍中。




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